Fighting Kouichi!


by m.ko-1
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自然に反する

「自然のものがいいんだ」という信仰のようなものがある。「遺伝子組み替え」はその自然の摂理に反するからいやだ、という主張がある。

そもそも自然とは何だ?
「ヒトが手を加えていない」ものなら何でもいい?「ヒトが手を加えていない」もので安全に食べられるものなんて、実際にはほとんどない。
野生動物の暮らしが一番、と文明の一切を拒否する人とは議論の接点がないが、普通の現代人の暮らしをしている人が考える「自然」「天然」と「遺伝子組み替え」は相反するものではない。

カップラーメンと遺伝子組み替えの納豆のどちらが自然かといえば遺伝子組み替えの納豆の方だ。

普通の交配だって遺伝子を組み替えているが、いわゆる反対派は「近縁種の遺伝子組み替えは自然だが、種の壁を超えた遺伝子組み替えは自然に反する」という。そして「植物にバクテリアの遺伝子が入ってる」とさも気持ち悪そうに宣伝するのだ。

しかし、「種の壁を超えた遺伝子組換え」だって自然界では起きている。そうでなければ進化は起こらなかった。すると「進化は何万年もかけて起こるからいいんだ」という。

しかし、もちろん種の壁を超えた遺伝子組換えは「何万年」の話だけではなく日常的に起きている。具体的には土壌細菌の一種は植物の遺伝子を組み替えて自分に快適な住環境を作り出している。そのような事例は微生物−昆虫の組み合わせでも発見されている。
自然界では、ヒトが遺伝子の存在に気付くずっと前から遺伝子組み替えを利用している。
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by m.ko-1 | 2004-04-15 01:51 | GMO