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保険

自分は一人暮らしの時は特に保険には興味もなく、全く加入していなかった。会社に保険のおばちゃんが来ないということもあるが、何やら複雑そうな保険の仕組みを勉強しようと重い腰を上げたのは、結婚してからだった。
結婚するとさすがに少しは保険にも入らなくては、といろいろ検討していこうとしたが、一般的な保険というのは様々なものが組み合わさっていて、なかなか比較というのが難しい。結局、比較するには全部分解するしかない。

しかし普通は、保険を細かく分解してみるのはかなり難しい。見積もりを頼むと3通りくらいのプランを提示してくるが、それを見ても、どの部分がいくらなのかはさっぱり分らない。
だからネットで、自分でいろいろなシミュレーションのできる共済のHPは役に立った。ちょこっとずつそれぞれ数字を変えていくと、保険や貯蓄の部分がそれぞれどのような計算になっているのかが分るのだ。
例えば10年の満期金を100万円つけると10年で72000円得をする。つまり大ざっぱに言えば年率1.4%の貯金をしていることになる。月払いのものを年払いにすると6%安くなる。
貯金が全くない場合はともかくとして、今や0.01%とか分けのわからぬ利率の貯金をしている一方で、何となく払いやすそうということで月払いにしてしまっているのは愚かと言うほかない。

複雑に見せかけた保険商品も、ようするに保険の種類は生命と医療、保険の期間が終身と定期、それに満期金や年金のような形で貯蓄する部分が加わる。そうやってばらばらにして比較すると、実は保険会社によってそれほど値段に差はない。だから一番のポイントは、自分に必要な保険は何なのかを知ることだろう。(終身や年金型の場合は保険会社の健全性が問題になるが)

しかし総合型の保険は、保険料がじりじり上がるようになってたり、60歳で保障が減るようになってたりちょこちょこ生存給付金がでるようになっていたり、特定の病気の診断でお金が支払われたりと、そう簡単には分解比較ができない様になっているものも多い。比較が容易だと価格競争になってしまうから、わざと分かりにくくしてるんだろうが。

そもそも保険の仕組みは、貯蓄型は突きつめれば運用利回りの問題なので別として、年金型は支払額x長生きの確率、保険は支払額x事故の確率に保険会社の利益をプラスしたものが保険料になる。
つまり確率から言えば保険は確実に損をする商品といえる。しかし確率が低いとはいえ、それが自分に当たってしまった場合はどうにも困ってしまうという事態を避けるために保険は存在する。十分な資産があるならそのような心配をする必要はないのだから、貧乏人のための危機回避手段ともいえるかもしれない。実際には危機でもないレベルのことにまで保険をかけるから貧乏人はますます貧乏になってしまうのだ。

自動車保険で考えると分かりやすいが、まあまず事故など起こさない、と思っても、万が一事故を起こして何億とか請求された場合は、普通の人だと破産してしまう。それは困るから保険が必要となる。
ところがそんな極端な事故より被害額は少ないが、もっとよくありそうな事故に対しても保険にかけてしまうと保険会社の思うつぼになる。

例えば車両保険、これが自動車保険の大部分を占める場合も多いのではないだろうか。
補償額は100万とか、確かにも支払うことになったら痛いが払えぬことはない金額だ。しかしそれに対して毎年何万もの保険金を支払うというのはどういうことだろう?何十年にいっぺんかクルマを大破させるような事故を起こさないと損をしてしまう。一般的な人より自分が運転がよほど下手という自信があるのだろうか?

さらにすごいのがレンタカーの免責保障。わずか5万だか10万の免責額を保障してもらうために1日あたり1000円とか2000円も払わなくてはならない。10万で家計が破綻してしまうのか?それともよほど事故を起こす自信があるのか?
冷静に考えればこんなわけのわからない保険はないのにほとんどの人が払ってしまうのが不思議だ。

保険は基本的に損する商品、それでも敢えてかけるべきかを検討するのが基本ではなかろうか。
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by m.ko-1 | 2004-03-11 02:50 | 4x3